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有価証券報告書2026年6月26日提出富士通株式会社

富士通、連結売上1.3%減 サービスソリューションの受注が増加

富士通株式会社が2026年6月26日に提出した有価証券報告書について、当連結会計年度の連結売上と連結利益、グループのモダナイゼーションビジネス、連結キャッシュ・フロー、自己株式取得を整理します。

企業情報原本PDF

記事の要点

  • 連結売上は、前期比1.3%減の3,502,971百万円でした。
  • 連結営業利益は、前期比31.4%増の348,329百万円でした。
  • 連結純利益は、前期比95.9%増の454,636百万円でした。
  • グループのモダナイゼーションビジネスは、受注と売上が順調に拡大し、2025年度の売上は前期比24%増でした。
  • グループの連結投資CFでは、新光電気工業株式会社と株式会社富士通ゼネラルの株式売却収入があり、株式会社ブレインパッドの完全子会社化とRapidus株式会社への出資も行われました。
  • 同社は自己株式について、2025年度に170,000百万円、現中期経営計画期間全体で453,100百万円を取得しました。

数字の背景と確認点

業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理します。

業績ハイライト

連結売上減と連結利益増

連結売上は、前期比1.3%減の3,502,971百万円でした。連結営業利益は、前期比31.4%増の348,329百万円でした。連結純利益は、前期比95.9%増の454,636百万円でした。2024年度にデバイスソリューションを非継続事業に分類したため、2023年度から2025年度までの連結売上、連結営業利益及び連結税引前利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額で表示されています。会社は、グループ主力の連結セグメントであるサービスソリューションでUvanceやモダナイゼーションビジネスなどの受注が増加した一方、ハードウェアソリューションの前年度大型商談の反動やユビキタスソリューションのOS更新需要一巡などにより、全社連結では減収になったと説明しています。会社は、連結営業利益について、サービスソリューションの増収効果に加え、採算性改善を進めたことが大幅増益の要因だとしています。

セグメント別業績

モダナイゼーションビジネスと3つの連結セグメント

グループの主要事業は、サービスソリューション、ハードウェアソリューション、ユビキタスソリューションの3つの連結セグメントで構成されています。グループのモダナイゼーションビジネスは、受注と売上が順調に拡大し、2025年度の売上は前期比24%増でした。グループのモダナイゼーションビジネスでは、リソースの効率的なアサイン、専門人材の育成、言語の自動変換ツール整備、生成AIを活用した開発基盤整備などを進めたとされています。

キャッシュフロー

連結営業CFと連結投資CF

連結営業CFは、338,130百万円でした。連結投資CFは、144,491百万円でした。グループの連結投資CFについて、会社は、新光電気工業株式会社と株式会社富士通ゼネラルの株式売却収入があった一方、株式会社ブレインパッドの完全子会社化やRapidus株式会社への出資を行ったと説明しています。

ガバナンス

自己株式取得と消却

同社は自己株式について、2025年度に170,000百万円、現中期経営計画期間全体で453,100百万円を取得しました。同社は2025年度末時点で保有していた自己株式について、役職員への株式報酬に充当される一部の残高を除き、すべて消却しました。同社は、利益の成長水準に合わせて安定的な増配を継続し、資本効率の改善を意識しながら自己株式取得を機動的に実施してきたとしています。

開示内容の整理

連結売上減と連結利益増

連結売上は、前期比1.3%減の3,502,971百万円でした。連結営業利益は、前期比31.4%増の348,329百万円でした。連結純利益は、前期比95.9%増の454,636百万円でした。2024年度にデバイスソリューションを非継続事業に分類したため、2023年度から2025年度までの連結売上、連結営業利益及び連結税引前利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額で表示されています。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 2ページ
  • EDINET原本 PDF 54ページ
  • EDINET原本 PDF 124ページ
  • EDINET原本 PDF 139ページ
  • EDINET原本 PDF 188ページ

モダナイゼーションビジネスと3つの連結セグメント

グループの主要事業は、サービスソリューション、ハードウェアソリューション、ユビキタスソリューションの3つの連結セグメントで構成されています。グループのモダナイゼーションビジネスは、受注と売上が順調に拡大し、2025年度の売上は前期比24%増でした。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 5ページ
  • EDINET原本 PDF 10ページ

連結営業CFと連結投資CF

連結営業CFは、338,130百万円でした。連結投資CFは、144,491百万円でした。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 2ページ
  • EDINET原本 PDF 126ページ

連結総資産

連結総資産は、3,399,745百万円でした。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 2ページ
  • EDINET原本 PDF 123ページ

自己株式取得と消却

同社は自己株式について、2025年度に170,000百万円、現中期経営計画期間全体で453,100百万円を取得しました。同社は2025年度末時点で保有していた自己株式について、役職員への株式報酬に充当される一部の残高を除き、すべて消却しました。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 61ページ

確認しておきたいポイント

  • グループ全社連結で、サービスソリューションの受注増とハードウェアソリューション、ユビキタスソリューションの減収要素の連結売上への反映の推移。
  • グループのモダナイゼーションビジネスで、受注と売上の推移が次回以降の連結セグメント説明へどう反映されるか。
  • グループの連結投資CFで、株式売却収入、株式会社ブレインパッドの完全子会社化、Rapidus株式会社への出資の内訳がどう推移するか。
  • 同社の自己株式取得と消却について、株主還元と資本効率改善の運用が次回以降の単体・連結の資本関連開示でどう続くか。

まとめ

  • 連結業績では、連結売上が前期比1.3%減の3,502,971百万円となる一方、連結営業利益は前期比31.4%増の348,329百万円、連結純利益は前期比95.9%増の454,636百万円でした。
  • グループの事業説明では、モダナイゼーションビジネスの受注と売上が順調に拡大し、2025年度の売上が前期比24%増になった点が示されています。
  • 資金面では、連結営業CFが338,130百万円、連結投資CFが144,491百万円となり、グループの投資CFには株式売却収入、完全子会社化、出資が含まれています。
  • 資本政策では、同社が自己株式を2025年度に170,000百万円、現中期経営計画期間全体で453,100百万円取得し、2025年度末時点の保有自己株式は一部を除きすべて消却した点も別論点です。

報告書の基本情報

本記事は投資助言・売買推奨ではありません。

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