Investment Support Platform投資判断支援プラットフォームEDINET開示を、投資家の判断材料へ
半期報告書2026年8月10日提出株式会社INPEX

INPEX、原油販売数量減で連結売上4.6%減 連結営業利益は0.3%増

INPEXが2026年8月10日に提出した半期報告書について、2026年1月から6月までの連結業績と販売数量・単価・為替の動き、キャッシュ・フロー、株主還元を整理する。

企業情報原本PDF

記事の要点

  • 連結売上は、前年同期比4.6%減の1,000,495百万円となった。
  • 連結営業利益は、前年同期比0.3%増の618,713百万円となった。
  • 同社は、グループの連結売上が減少した要因として、販売数量減による169,500百万円の減収を、平均単価上昇による49,200百万円、円安による55,600百万円、その他による16,200百万円の増収が一部補ったと説明している。
  • 連結営業CFは、前年同期比29.4%増の553,888百万円となった。
  • 同社は2026年8月7日、普通株式5,000万株、取得総額140,000百万円を上限とする自己株式取得を決議した。

数字の背景と確認点

業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理する。

業績ハイライト

売上減と利益の動き

連結売上は、前年同期比4.6%減の1,000,495百万円となった。連結営業利益は、前年同期比0.3%増の618,713百万円となった。グループの親会社所有者帰属中間利益は、前年同期比17.7%増の263,147百万円となった。同社は、グループの連結売上の減少について、販売数量減が169,500百万円の減収となる一方、平均単価上昇が49,200百万円、売上の平均為替レートの円安が55,600百万円、その他が16,200百万円の増収となったと分析している。

セグメント別業績

3つの石油・天然ガス事業の明暗

グループの国内O&G事業では、売上は前年同期比6.4%増の112,600百万円となった一方、親会社所有者帰属中間利益は54.4%減の7,800百万円となった。グループの海外O&G・イクシスプロジェクトでは、売上は前年同期比17.5%増の215,800百万円、親会社所有者帰属中間利益は24.5%増の173,000百万円となった。グループの海外O&G・その他のプロジェクトでは、売上は前年同期比12.0%減の659,200百万円となった一方、親会社所有者帰属中間利益は7.8%増の77,800百万円となった。同社は、グループの海外O&G・イクシスプロジェクトの連結売上増を原油販売価格の上昇によるものとし、海外O&G・その他のプロジェクトの連結売上減を原油販売数量の減少によるものとしている。

キャッシュフロー

営業CFの増加と投資・財務支出

連結営業CFは、前年同期比29.4%増の553,888百万円となった。連結投資CFは、前年同期比16.6%減の-424,704百万円となった。連結財務CFは、前年同期比126.8%減の-91,024百万円となった。同社は、グループの連結営業CFについて、非資金項目である為替差益が増加したものの、法人所得税の支払額の減少などにより、営業活動で得た資金が増えたと説明している。

重要な事象

自己株式取得と中間配当

同社は2026年8月7日、普通株式5,000万株、発行済株式総数から自己株式を除いた株式数の4.3%、取得総額140,000百万円を上限とする自己株式取得を決議した。取得期間は2026年8月10日から12月31日までとなる。同社は当期の中間配当について、普通株式1株当たり56円、配当総額65,138百万円と決議した。

開示内容の整理

売上減と利益の動き

連結売上は、前年同期比4.6%減の1,000,495百万円となった。連結営業利益は、前年同期比0.3%増の618,713百万円となった。グループの親会社所有者帰属中間利益は、前年同期比17.7%増の263,147百万円となった。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 2ページ
  • EDINET原本 PDF 3ページ
  • EDINET原本 PDF 20ページ

3つの石油・天然ガス事業の明暗

グループの国内O&G事業では、売上は前年同期比6.4%増の112,600百万円となった一方、親会社所有者帰属中間利益は54.4%減の7,800百万円となった。グループの海外O&G・イクシスプロジェクトでは、売上は前年同期比17.5%増の215,800百万円、親会社所有者帰属中間利益は24.5%増の173,000百万円となった。グループの海外O&G・その他のプロジェクトでは、売上は前年同期比12.0%減の659,200百万円となった一方、親会社所有者帰属中間利益は7.8%増の77,800百万円となった。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 4ページ

営業CFの増加と投資・財務支出

連結営業CFは、前年同期比29.4%増の553,888百万円となった。連結投資CFは、前年同期比16.6%減の-424,704百万円となった。連結財務CFは、前年同期比126.8%減の-91,024百万円となった。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 24ページ
  • EDINET原本 PDF 25ページ

総資産の拡大

連結総資産は、前年同期比19.3%増の8,386,904百万円となった。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 2ページ
  • EDINET原本 PDF 18ページ

自己株式取得と中間配当

同社は2026年8月7日、普通株式5,000万株、発行済株式総数から自己株式を除いた株式数の4.3%、取得総額140,000百万円を上限とする自己株式取得を決議した。取得期間は2026年8月10日から12月31日までとなる。同社は当期の中間配当について、普通株式1株当たり56円、配当総額65,138百万円と決議した。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 35ページ
  • EDINET原本 PDF 36ページ

確認しておきたいポイント

  • グループの連結売上で、原油販売数量の減少を平均単価と為替がどこまで補うか。
  • グループの連結セグメントで、海外O&G・その他のプロジェクトの原油販売数量と売上がどう推移するか。
  • グループの連結営業CFと、開発・生産資産の取得に伴う連結投資CFの推移をどう見るか。
  • 同社が2026年12月31日までに自己株式取得をどこまで実行するか。

まとめ

  • 今回の中間期は、原油販売数量の減少でグループの連結売上が4.6%減となる一方、連結営業利益は0.3%増となった。
  • 次の開示では、グループの原油販売数量、平均単価、為替の組み合わせと、連結営業CFに対する開発・生産資産への支出の動きを追う軸となる。
  • 業績とは別に、同社が決議した取得総額140,000百万円を上限とする自己株式取得の実行状況も確認点となる。

報告書の基本情報

本記事は投資助言・売買推奨ではありません。

重要な判断を行う場合は、必ずEDINET上の原本を確認してください。

本サイトはEDINETの公開情報をもとに本サイト運営者が加工・表示しています。金融庁、EDINET、各提出者とは無関係です。