日本国土開発、連結営業利益208.4%増 連結営業CFは4,569百万円の支出超過
日本国土開発が2026年8月21日に提出した有価証券報告書について、連結業績の改善とセグメント別の動き、連結キャッシュ・フローを整理する。
記事の要点
- 連結売上高は、前期比9.6%増の135,207百万円となった。
- 連結営業利益は、前期比208.4%増の7,150百万円となった。
- 連結セグメントでは、土木事業が黒字転換し、建築事業のセグメント利益は前期比170.5%増の6,987百万円となった。
- 連結営業CFは4,569百万円の支出超過となった。
数字の背景と確認点
業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理する。
セグメント別業績
土木の黒字転換と建築の利益拡大
連結セグメントの土木事業は、売上高38,031百万円、セグメント利益318百万円となり、前期のセグメント損失から黒字転換した。連結セグメントの建築事業は、売上高が前期比23.9%増の92,467百万円、セグメント利益が同170.5%増の6,987百万円となった。同社は、連結セグメントの建築事業では手持ち工事の順調な進捗と好採算の大型工事で採算面が改善し、土木事業では収益構造の改善に取り組んだ結果、黒字化したと説明している。
連結セグメントの土木事業が黒字を維持し、建築事業の利益水準を継続できるか。
キャッシュフロー
営業CFの支出超過と資金調達
連結営業CFは4,569百万円の支出超過となった。連結投資CFは456百万円の収入超過となった。連結財務CFは5,256百万円の収入超過となった。同社は、グループの営業CFについて、売上債権の増加10,278百万円や販売用不動産の増加3,326百万円などの支出要因が、税金等調整前当期純利益6,495百万円や仕入債務の増加1,867百万円などの収入要因を上回ったと説明している。
グループの営業CFで、売上債権と販売用不動産の増加に伴う資金支出が次回以降どう推移するか。
開示内容の整理
連結売上高と利益
連結売上高は、前期比9.6%増の135,207百万円となった。連結営業利益は、前期比208.4%増の7,150百万円となった。連結経常利益は、前期比237.5%増の6,566百万円となった。
- EDINET原本 PDF 23ページ
土木の黒字転換と建築の利益拡大
連結セグメントの土木事業は、売上高38,031百万円、セグメント利益318百万円となり、前期のセグメント損失から黒字転換した。連結セグメントの建築事業は、売上高が前期比23.9%増の92,467百万円、セグメント利益が同170.5%増の6,987百万円となった。
- EDINET原本 PDF 23ページ
営業CFの支出超過と資金調達
連結営業CFは4,569百万円の支出超過となった。連結投資CFは456百万円の収入超過となった。連結財務CFは5,256百万円の収入超過となった。
- EDINET原本 PDF 27ページ
- EDINET原本 PDF 78ページ
- EDINET原本 PDF 79ページ
連結資産と純資産
連結総資産は、前期比12.3%増の157,975百万円となった。連結純資産は、前期比7.5%増の71,395百万円となった。
- EDINET原本 PDF 2ページ
- EDINET原本 PDF 72ページ
- EDINET原本 PDF 73ページ
確認しておきたいポイント
- 連結セグメントの土木事業が黒字を維持し、建築事業の利益水準を継続できるか。
- グループの営業CFで、売上債権と販売用不動産の増加に伴う資金支出が次回以降どう推移するか。
まとめ
- 当連結会計年度は、連結売上高が前期比9.6%増、連結営業利益が同208.4%増となり、連結セグメントでは土木事業の黒字転換と建築事業の利益拡大が示された。
- 一方、グループの営業CFは4,569百万円の支出超過となったため、建設2事業の収益性と、売上債権・販売用不動産に伴う資金支出の推移が次の確認軸となる。