ミロク、連結売上高1.6%減 固定資産売却益を計上
株式会社ミロクが2026年6月12日に提出した半期報告書について、2025年11月1日から2026年4月30日までの経営成績、セグメント、財政状態、キャッシュ・フローを整理します。
記事の要点
- 当中間期の連結売上高は6,204百万円で前年同期比1.6%減、営業利益は107百万円で5.4%減、経常利益は209百万円で25.4%減となりました。
- 親会社株主に帰属する中間純利益は205百万円で前年同期比6.7%増となり、経常利益までの減少とは異なる動きでした。
- 猟銃事業は、売上高が前年同期比4.2%減、セグメント利益が35.4%減となりました。
- 工作機械事業は、売上高が前年同期比3.7%減となる一方、セグメント利益は34.8%増となりました。
- 連結営業活動によるキャッシュ・フローは199百万円の収入で、前年同期の475百万円の収入から減少しました。
- 特別利益として固定資産売却益8,262千円を計上し、特別利益合計は8,262千円でした。
数字の背景と確認点
業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理します。
セグメント別業績
セグメント別の動き
猟銃事業の売上高は5,096百万円で前年同期比4.2%減、セグメント利益は125百万円で35.4%減となりました。工作機械事業の売上高は1,082百万円で前年同期比3.7%減、セグメント利益は99百万円で34.8%増となりました。クラウドソリューション事業の売上高は13百万円で前年同期比111.8%増、セグメント損失は10百万円でした。その他事業の売上高は22百万円で前年同期比4.2%減、セグメント利益は11百万円で38.6%増となりました。会社は、最重要顧客であるブローニンググループからの受注がトランプ関税の影響等もあり前年同期比で低調に推移し、ボルトアクションライフルが振るわなかったとしています。会社は、前期末までの固定資産の減損損失による減価償却費の剥落はあったものの、原材料価格の高騰等の影響が大きく、その原価上昇分を販売価格に転嫁できていないことから、利益が前年同期比で減少したとしています。会社は、機械部門で一定の受注を確保しているものの、販売が上期に集中した前年同期と比べて販売台数、販売金額ともに減少したとしています。会社は、工作機械事業の利益について、加工部門を中心に相応の利益を確保したことから前年同期に比べて増加したとしています。会社は、設備保全業務効率化のためのクラウドサービス等の販売で顧客獲得の営業活動を進め、売上高が前年同期に比べて増加し、損失幅も減少したとしています。
猟銃事業の受注とボルトアクションライフル販売の推移。 猟銃事業における原材料価格と販売価格転嫁の状況。次回以降はセグメント別売上・利益の推移を確認します。 工作機械事業の販売時期と加工部門の利益確保。
キャッシュフロー
営業キャッシュ・フローの内訳
現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べて15百万円増加し、1,679百万円となりました。連結営業活動によるキャッシュ・フローは199百万円の収入で、前年同期は475百万円の収入でした。連結投資活動によるキャッシュ・フローは454百万円の支出で、前年同期は1,501百万円の支出でした。連結財務活動によるキャッシュ・フローは265百万円の収入で、前年同期は1,349百万円の収入でした。会社は、営業活動によるキャッシュ・フローの収入について、減価償却費、税金等調整前中間純利益、支払利息等を主な収入項目とし、売上債権、棚卸資産、仕入債務の動きを主な支出項目に挙げています。
売上債権、棚卸資産、仕入債務が営業キャッシュ・フローに与える動き。次回以降は連結営業CF・投資CF・財務CFの推移を確認します。
重要な事象
一時要因と重要な契約
特別利益として固定資産売却益8,262千円を計上し、特別利益合計は8,262千円でした。重要な契約等については、該当事項はありませんでした。
固定資産売却益の計上額と経常利益以降の利益への関係。確認対象は一時的な発生事象です。事業への影響も確認します。
開示内容の整理
事業の内容
当中間連結会計期間において、当社グループが営む事業の内容に重要な変更はありませんでした。主要な関係会社についても異動はありませんでした。
- EDINET原本 PDF 2ページ
経営成績
当中間期の連結売上高は6,204百万円で前年同期比1.6%減、営業利益は107百万円で5.4%減となりました。経常利益は209百万円で前年同期比25.4%減、親会社株主に帰属する中間純利益は205百万円で6.7%増となりました。
- EDINET原本 PDF 3ページ
セグメント別の動き
猟銃事業の売上高は5,096百万円で前年同期比4.2%減、セグメント利益は125百万円で35.4%減となりました。工作機械事業の売上高は1,082百万円で前年同期比3.7%減、セグメント利益は99百万円で34.8%増となりました。クラウドソリューション事業の売上高は13百万円で前年同期比111.8%増、セグメント損失は10百万円でした。その他事業の売上高は22百万円で前年同期比4.2%減、セグメント利益は11百万円で38.6%増となりました。
- EDINET原本 PDF 3ページ
- EDINET原本 PDF 4ページ
財政状態
資産合計は前連結会計年度末に比べて1,421百万円増加し、23,290百万円となりました。負債合計は前連結会計年度末に比べて660百万円増加し、11,781百万円となりました。純資産合計は前連結会計年度末に比べて761百万円増加し、11,509百万円となりました。
- EDINET原本 PDF 4ページ
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べて15百万円増加し、1,679百万円となりました。連結営業活動によるキャッシュ・フローは199百万円の収入で、前年同期は475百万円の収入でした。連結投資活動によるキャッシュ・フローは454百万円の支出で、前年同期は1,501百万円の支出でした。連結財務活動によるキャッシュ・フローは265百万円の収入で、前年同期は1,349百万円の収入でした。
- EDINET原本 PDF 4ページ
一時要因と重要な契約
特別利益として固定資産売却益8,262千円を計上し、特別利益合計は8,262千円でした。重要な契約等については、該当事項はありませんでした。
- EDINET原本 PDF 4ページ
- EDINET原本 PDF 11ページ
事業等のリスク
主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありませんでした。重要事象等は存在していませんでした。
- EDINET原本 PDF 3ページ
確認しておきたいポイント
- 猟銃事業の受注とボルトアクションライフル販売の推移
- 猟銃事業における原材料価格と販売価格転嫁の状況。次回以降はセグメント別売上・利益の推移を確認します。
- 工作機械事業の販売時期と加工部門の利益確保
- 売上債権、棚卸資産、仕入債務が営業キャッシュ・フローに与える動き。次回以降は連結営業CF・投資CF・財務CFの推移を確認します。
- 固定資産売却益の計上額と経常利益以降の利益への関係。確認対象は一時的な発生事象です。事業への影響も確認します。
まとめ
- 当中間期は、売上高が6,204百万円で前年同期比1.6%減、経常利益が209百万円で25.4%減となる一方、親会社株主に帰属する中間純利益は205百万円で6.7%増となりました。
- セグメントでは、猟銃事業の売上高と利益が減少し、工作機械事業は売上高が減少する一方でセグメント利益が増加しました。
- 連結では、キャッシュ・フローでは、営業活動が199百万円の収入、投資活動が454,429千円の支出、財務活動が265百万円の収入となりました。
- 特別利益では固定資産売却益8,262千円が計上され、重要な契約等については該当事項がありませんでした。