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有価証券報告書2026年6月25日提出株式会社オリエンタルランド

オリエンタルランド、売上高3.7%増 連結営業利益は2.1%減、ゲスト単価と費用増が焦点

オリエンタルランドが2026年6月25日に提出した有価証券報告書について、連結売上高と連結営業利益の対比、テーマパークとホテルの動き、グループのキャッシュ・フロー、資本政策を整理します。

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記事の要点

  • 連結売上高は前年同期比3.7%増の704,539百万円、連結営業利益は同2.1%減の168,413百万円でした。
  • 同社は、グループのテーマパーク事業で入園者数が前年同期とほぼ同様だった一方でゲスト1人当たり売上高が増加し、グループのホテル事業では客室単価上昇や東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの通期稼働により宿泊収入が増加したとしています。
  • 連結営業利益は減少し、同社は人件費や諸経費をはじめとするコスト増を示しています。
  • 連結セグメントでは、テーマパークの営業利益が130,488百万円で7.1%減、ホテルの営業利益が36,851百万円で20.9%増でした。
  • グループの営業CFは181,281百万円、投資CFは△172,096百万円、財務CFは38,556百万円でした。
  • 資本政策では、同社は配当性向の向上を目指すことに加え、自己株式の取得を経営環境、事業戦略、資本政策等を総合的に判断して適宜実施する方針です。

数字の背景と確認点

業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理します。

業績ハイライト

連結売上高増と連結営業利益減の対比

連結売上高は、前年同期比3.7%増の704,539百万円でした。連結営業利益は、前年同期比2.1%減の168,413百万円でした。経常利益は前年同期比2.1%減の169,641百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.8%減の121,881百万円でした。同社は、グループのテーマパーク入園者数が前年同期とほぼ同様だった一方、ゲスト1人当たり売上高が増加し、グループのホテル事業では客室単価の上昇や東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの通期稼働で宿泊収入が増加したとしています。同社は、グループの連結売上高が増加したものの、人件費や諸経費の増などにより、連結営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前年同期から減少したとしています。

セグメント別業績

連結セグメントのテーマパークとホテル

連結セグメントのテーマパーク事業は、売上高が前年同期比2.9%増の568,345百万円でした。連結セグメントのテーマパーク事業は、営業利益が前年同期比7.1%減の130,488百万円でした。連結セグメントのホテル事業は、売上高が前年同期比7.8%増の119,049百万円でした。連結セグメントのホテル事業は、営業利益が前年同期比20.9%増の36,851百万円でした。同社は、連結セグメントのテーマパーク事業について、売上高は増加したものの、業績賞与等の差額、2025年4月の従業員賃金改定による人件費増、メンテナンス費やシステム関連費用などの諸経費増により営業利益が減少したとしています。同社は、連結セグメントのホテル事業について、需要に応じたレベニューマネジメントによる客室単価の増加や東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの通期稼働で宿泊収入が増え、人件費や諸経費が増加したものの営業利益が増加したとしています。

キャッシュフロー

グループの営業CF・投資CF・財務CF

グループの現金及び現金同等物の期末残高は、投資CFがマイナスとなったものの、営業CFと財務CFがプラスとなったことから236,132百万円でした。グループの営業CFは181,281百万円で、前年同期の195,388百万円から減少しました。グループの投資CFは△172,096百万円で、前年同期の△253,140百万円から支出が減少しました。グループの財務CFは38,556百万円で、前年同期の△26,872百万円からプラスに転じました。同社は、グループの営業CF収入が減少した要因を消費税の支払額の増加など、投資CF支出が減少した要因を定期預金の払戻による収入の増加など、財務CF支出が減少した要因を自己株式の取得による支出の減少などとしています。

ガバナンス

資本政策と自己株式取得方針

同社は、配当性向の向上を目指すことに加え、自己株式の取得を経営環境、事業戦略、資本政策等を総合的に判断して適宜実施する方針を示しています。同社は、機動的な資本政策を遂行するため、取締役会決議で市場取引等により自己の株式を取得できる旨を定款に定めています。同社は、成長投資への優先配分を維持しつつ、規律ある財務レバレッジの活用、株主還元の強化、キャッシュ・アロケーションを踏まえた自己株式取得や成長投資を機動的に行い、最適資本構成を追求する方針です。

開示内容の整理

連結売上高増と連結営業利益減の対比

連結売上高は、前年同期比3.7%増の704,539百万円でした。連結営業利益は、前年同期比2.1%減の168,413百万円でした。経常利益は前年同期比2.1%減の169,641百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.8%減の121,881百万円でした。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 33ページ

連結セグメントのテーマパークとホテル

連結セグメントのテーマパーク事業は、売上高が前年同期比2.9%増の568,345百万円でした。連結セグメントのテーマパーク事業は、営業利益が前年同期比7.1%減の130,488百万円でした。連結セグメントのホテル事業は、売上高が前年同期比7.8%増の119,049百万円でした。連結セグメントのホテル事業は、営業利益が前年同期比20.9%増の36,851百万円でした。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 33ページ
  • EDINET原本 PDF 114ページ

グループの営業CF・投資CF・財務CF

グループの現金及び現金同等物の期末残高は、投資CFがマイナスとなったものの、営業CFと財務CFがプラスとなったことから236,132百万円でした。グループの営業CFは181,281百万円で、前年同期の195,388百万円から減少しました。グループの投資CFは△172,096百万円で、前年同期の△253,140百万円から支出が減少しました。グループの財務CFは38,556百万円で、前年同期の△26,872百万円からプラスに転じました。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 34ページ

グループの設備投資と今後の資金需要

当連結会計年度の設備投資総額は86,269百万円で、有形固定資産の取得が78,693百万円、無形固定資産ほかの取得が7,576百万円でした。連結セグメント別の設備投資総額は、テーマパークが75,062百万円、ホテルが2,760百万円、その他が8,462百万円でした。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 42ページ

資本政策と自己株式取得方針

同社は、配当性向の向上を目指すことに加え、自己株式の取得を経営環境、事業戦略、資本政策等を総合的に判断して適宜実施する方針を示しています。同社は、機動的な資本政策を遂行するため、取締役会決議で市場取引等により自己の株式を取得できる旨を定款に定めています。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 52ページ
  • EDINET原本 PDF 59ページ

確認しておきたいポイント

  • グループのテーマパーク入園者数がほぼ横ばいの中で、ゲスト1人当たり売上高の推移が連結売上高にどう表れるか。
  • グループの人件費・諸経費増が、連結営業利益率や連結営業利益の推移にどの程度残るか。
  • 連結セグメントのテーマパーク事業で、ゲスト1人当たり売上高と人件費・諸経費の推移が営業利益にどう表れるか。
  • 連結セグメントのホテル事業で、宿泊収入増と費用増を踏まえた営業利益の推移が続くか。
  • グループの営業CF、投資CF、財務CFの組み合わせが、今後の設備投資資金の財源構成にどう反映されるか。
  • 同社の自己株式取得方針が、成長投資優先の資金配分や株主還元方針の中でどう運用されるか。

まとめ

  • オリエンタルランドは、連結売上高が3.7%増えた一方、連結営業利益は2.1%減となり、ゲスト1人当たり売上高の増加と人件費・諸経費増が同じ開示内で示されました。
  • 連結セグメントでは、テーマパークの営業利益が減少し、ホテルの営業利益が増加しており、宿泊収入増と費用増の出方がセグメントごとに分かれています。
  • 資金面では、グループの営業CFは181,281百万円、投資CFは△172,096百万円、財務CFは38,556百万円となり、同社グループは今後の設備投資資金について内部資金を主な財源とし、必要に応じて借入や社債発行も検討するとしています。
  • 資本政策では、同社が自己株式取得を業績要因ではなく別論点として掲げ、成長投資への優先配分や株主還元強化とあわせて機動的に判断する方針を示しています。

報告書の基本情報

本記事は投資助言・売買推奨ではありません。

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