セコム、連結売上高4.7%増 連結主要利益は過去最高もBPO・ICT営業利益は減少
セコム株式会社が2026年6月24日に提出した有価証券報告書から、連結売上高と連結主要利益の過去最高、BPO・ICT事業の営業利益減少、グループのキャッシュ・フローと自己株式・配当金による資金支出を整理します。
記事の要点
- 連結売上高は、前期比4.7%増の1,256,896百万円でした。
- 連結営業利益は前期比11.1%増の160,333百万円、連結経常利益は前期比4.0%増の182,160百万円、親会社株主に帰属する連結純利益は前期比4.2%増の112,662百万円でした。
- 連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する連結純利益はいずれも過去最高とされています。
- 連結セグメントのBPO・ICT事業では、セグメント営業利益が8,900百万円となり、前期比1.9%減少しました。
- 連結営業CFは、前期比21.3%増の203,566百万円でした。
- グループの財務活動によるキャッシュ・フローでは、自己株式の増加額60,000百万円と配当金の支払額41,100百万円が主な資金の減少要因とされています。
数字の背景と確認点
業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理します。
セグメント別業績
BPO・ICT事業の営業利益
連結セグメントのBPO・ICT事業では、セグメント営業利益が8,900百万円となり、前期比1.9%減少しました。同事業の売上高営業利益率は、前連結会計年度の6.6%から6.4%になりました。会社は、連結売上高について、すべての事業セグメントの増収により前期比4.7%増加したとしています。BPO・ICT事業では、データセンター事業の増収とサーバーなどの機器販売が好調だった一方、前連結会計年度に稼働開始した新たなデータセンターの影響などによる原価の増加で同事業の営業利益が減少したとされています。
連結セグメントのBPO・ICT事業の営業利益率6.4%がどう推移するかを、データセンター関連の原価とセグメント営業利益額の推移で確認する点です。
業績ハイライト
全社業績と主要利益の過去最高
連結売上高は、前期比4.7%増の1,256,896百万円でした。連結営業利益は、前期比11.1%増の160,333百万円でした。連結経常利益は、前期比4.0%増の182,160百万円でした。親会社株主に帰属する連結純利益は、前期比4.2%増の112,662百万円でした。連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する連結純利益はいずれも過去最高とされています。連結経常利益については、米国などにおける投資事業組合運用益が12,300百万円減少したことなどが示されています。
すべての事業セグメントの増収が続くかを、連結売上高1,256,896百万円と各セグメントの増収説明の推移で確認する点です。
キャッシュフロー
連結営業CFと財務活動の資金支出
連結営業CFは、前期比21.3%増の203,566百万円でした。グループの投資活動によるキャッシュ・フローは88,607百万円の支出、グループの財務活動によるキャッシュ・フローは118,110百万円の支出でした。グループの財務活動によるキャッシュ・フローでは、自己株式の増加額60,000百万円と配当金の支払額41,100百万円が主な資金の減少要因とされています。グループの営業活動から得た資金は、配当金の受取額が4,300百万円増加となったことなどにより前期比21.3%増加したとされています。
連結営業CF203,566百万円と、自己株式・配当金による財務活動支出の配分を次回以降も確認する点です。
財政状態
連結総資産と連結純資産
連結総資産は、前期比3.9%増の2,230,127百万円でした。連結純資産は、前期比3.6%増の1,499,682百万円でした。
連結総資産2,230,127百万円と連結純資産1,499,682百万円の増加が、資産構成と純資産構成の内訳にどう表れるかを確認する点です。
開示内容の整理
全社業績と主要利益の過去最高
連結売上高は、前期比4.7%増の1,256,896百万円でした。連結営業利益は、前期比11.1%増の160,333百万円でした。連結経常利益は、前期比4.0%増の182,160百万円でした。親会社株主に帰属する連結純利益は、前期比4.2%増の112,662百万円でした。連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する連結純利益はいずれも過去最高とされています。
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- EDINET原本 PDF 82ページ
- EDINET原本 PDF 83ページ
BPO・ICT事業の営業利益
連結セグメントのBPO・ICT事業では、セグメント営業利益が8,900百万円となり、前期比1.9%減少しました。同事業の売上高営業利益率は、前連結会計年度の6.6%から6.4%になりました。
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連結総資産と連結純資産
連結総資産は、前期比3.9%増の2,230,127百万円でした。連結純資産は、前期比3.6%増の1,499,682百万円でした。
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- EDINET原本 PDF 23ページ
- EDINET原本 PDF 80ページ
- EDINET原本 PDF 81ページ
連結営業CFと財務活動の資金支出
連結営業CFは、前期比21.3%増の203,566百万円でした。グループの投資活動によるキャッシュ・フローは88,607百万円の支出、グループの財務活動によるキャッシュ・フローは118,110百万円の支出でした。グループの財務活動によるキャッシュ・フローでは、自己株式の増加額60,000百万円と配当金の支払額41,100百万円が主な資金の減少要因とされています。
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確認しておきたいポイント
- 連結セグメントのBPO・ICT事業の営業利益率6.4%がどう推移するかを、データセンター関連の原価とセグメント営業利益額の推移で確認する点です。
- すべての事業セグメントの増収が続くかを、連結売上高1,256,896百万円と各セグメントの増収説明の推移で確認する点です。
- 連結営業CF203,566百万円と、自己株式・配当金による財務活動支出の配分を次回以降も確認する点です。
- 連結総資産2,230,127百万円と連結純資産1,499,682百万円の増加が、資産構成と純資産構成の内訳にどう表れるかを確認する点です。
まとめ
- セコムは、連結売上高が前期比4.7%増の1,256,896百万円となり、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する連結純利益はいずれも過去最高とされています。
- 連結主要利益が過去最高となる一方、BPO・ICT事業では新たなデータセンターの影響などによる原価増加で同事業の営業利益が前期比1.9%減少しました。
- 資金面では連結営業CFが203,566百万円に増え、グループの財務活動では自己株式の増加額60,000百万円と配当金の支払額41,100百万円が資金減少要因として示されています。
- 財政状態では、連結総資産が2,230,127百万円、連結純資産が1,499,682百万円となり、ともに前期末比で増加しました。