エスプール、連結売上1.5%増も連結営業利益19.6%減 広域行政BPOサービスでスポット業務の受注拡大、環境経営支援サービスは前期の一時的収益増加の反動等により減益
株式会社エスプールは2026年7月14日、半期報告書を提出しました。本記事では、2025年12月1日から2026年5月31日までの連結業績、セグメント動向、キャッシュ・フローを整理します。
記事の要点
- 連結売上は、前年同期比1.5%増の12,681百万円でした。一方、連結営業利益は、前年同期比19.6%減の648百万円でした。
- 連結セグメントのビジネスソリューション事業は、売上が前年同期比9.1%増の8,309百万円、営業利益が同6.0%増の1,505百万円でした。
- 連結セグメントの人材ソリューション事業は、売上が前年同期比10.0%減の4,423百万円、営業利益が同23.6%減の282百万円でした。
- 連結営業CFは、前年同期比10.7%減の3,285百万円でした。
- 会社は、連結売上では障がい者雇用支援サービスと広域行政BPOサービスが人材派遣サービスの減収を補った一方、連結利益では環境経営支援サービスに前期の一時的な収益増加の反動等があったとしています。
数字の背景と確認点
業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理します。
業績ハイライト
連結全体は増収・営業減益
連結売上は、前年同期比1.5%増の12,681百万円でした。連結営業利益は、前年同期比19.6%減の648百万円でした。会社は、連結売上では障がい者雇用支援サービスと広域行政BPOサービスが人材派遣サービスの減収を補ったとしています。連結利益では両サービスが増益に寄与したものの、環境経営支援サービスで前期の一時的な収益増加の反動等があり、減益になったとしています。
障がい者雇用支援サービスと広域行政BPOサービスによる連結売上の伸びと、環境経営支援サービスの反動等を含む連結営業利益の減少が、次回開示でどのように推移するか。
セグメント別業績
2つの連結セグメントで分かれた業績
連結セグメントのビジネスソリューション事業は、売上が前年同期比9.1%増の8,309百万円、営業利益が同6.0%増の1,505百万円でした。連結セグメントの人材ソリューション事業は、売上が前年同期比10.0%減の4,423百万円、営業利益が同23.6%減の282百万円でした。会社は、連結セグメントのビジネスソリューション事業では、環境経営支援サービスでカーボンクレジットの大口販売がなく、コンサルティングサービスの納品時期が前期以上に下期へ偏ったため、大幅な減収減益になったとしています。連結セグメントの人材ソリューション事業では、施工管理技士派遣の稼働人数が運営体制変更の影響で大きく減少したため、新規受注を抑制し、経営資源を強みのある既存領域へ再配分する方針です。
連結セグメントの環境経営支援サービスで、下期に偏ったコンサルティング納品とカーボンクレジット販売がビジネスソリューション事業の売上・営業利益にどう反映されるか。 連結セグメントの人材ソリューション事業で、施工管理技士派遣の稼働人数と、既存領域へ資源を再配分した後の売上・営業利益がどう推移するか。
キャッシュフロー
農園建設を含む連結キャッシュ・フロー
連結営業CFは、前年同期比10.7%減の3,285百万円でした。グループの投資CFは、前年同期比580百万円増加の1,634百万円の支出でした。主な内訳は、エスプールプラスの新農園建設等に伴う有形固定資産取得の支出1,508百万円です。グループの財務CFは、前年同期比1,509百万円増加の2,770百万円の支出でした。
グループの投資CFに占める新規農園建設等の支出と、連結使用権資産・リース負債の推移を確認する。
開示内容の整理
連結全体は増収・営業減益
連結売上は、前年同期比1.5%増の12,681百万円でした。連結営業利益は、前年同期比19.6%減の648百万円でした。
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2つの連結セグメントで分かれた業績
連結セグメントのビジネスソリューション事業は、売上が前年同期比9.1%増の8,309百万円、営業利益が同6.0%増の1,505百万円でした。連結セグメントの人材ソリューション事業は、売上が前年同期比10.0%減の4,423百万円、営業利益が同23.6%減の282百万円でした。
- EDINET原本 PDF 4ページ
農園建設を含む連結キャッシュ・フロー
連結営業CFは、前年同期比10.7%減の3,285百万円でした。グループの投資CFは、前年同期比580百万円増加の1,634百万円の支出でした。主な内訳は、エスプールプラスの新農園建設等に伴う有形固定資産取得の支出1,508百万円です。グループの財務CFは、前年同期比1,509百万円増加の2,770百万円の支出でした。
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新規農園投資と連結財政状態
連結総資産は43,496百万円でした。連結非流動資産は前連結会計年度末比2,937百万円増の36,406百万円となり、新規農園の建設や既存農園の増設に伴って、有形固定資産が481百万円、使用権資産が2,215百万円増加しました。グループのリース負債(非流動)は、設備投資の資金対応により2,254百万円増加しました。
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確認しておきたいポイント
- 障がい者雇用支援サービスと広域行政BPOサービスによる連結売上の伸びと、環境経営支援サービスの反動等を含む連結営業利益の減少が、次回開示でどのように推移するか。
- 連結セグメントの環境経営支援サービスで、下期に偏ったコンサルティング納品とカーボンクレジット販売がビジネスソリューション事業の売上・営業利益にどう反映されるか。
- 連結セグメントの人材ソリューション事業で、施工管理技士派遣の稼働人数と、既存領域へ資源を再配分した後の売上・営業利益がどう推移するか。
- グループの投資CFに占める新規農園建設等の支出と、連結使用権資産・リース負債の推移を確認する。
まとめ
- 当中間期は、連結売上が前年同期比1.5%増となる一方、連結営業利益は同19.6%減となる増収減益でした。
- 連結セグメントでは、ビジネスソリューション事業が増収増益、人材ソリューション事業が減収減益となりました。会社は、環境経営支援の納品時期が下期へ偏ったことと、施工管理技士派遣から既存領域へ経営資源を再配分する方針を示しました。
- 資金面では、グループの投資CFが1,634百万円の支出となり、新規農園建設等に伴う有形固定資産取得の支出は1,508百万円でした。