シー・エス・ランバー、連結経常利益40.4%減 連結プレカット事業利益は92.5%減
シー・エス・ランバーが2026年8月27日に提出した有価証券報告書について、連結業績と連結セグメント間の差、次期の連結業績予想を整理する。
記事の要点
- 連結売上高は、前期比1.4%減の20,381百万円となった。連結経常利益は、前期比40.4%減の1,002百万円となった。
- 連結セグメントのプレカット事業は、売上高が前年同期比5.4%減の14,430百万円、セグメント利益が同92.5%減の55百万円となった。
- 連結セグメントの建築請負事業は売上高が前年同期比12.5%増、セグメント利益が同8.8%減となる一方、連結セグメントの不動産賃貸事業は売上高が同19.6%増、セグメント利益が同16.6%増となった。
- 会社は2027年5月期の連結業績予想として、売上高21,000百万円、営業利益1,490百万円、経常利益1,270百万円、親会社株主に帰属する当期純利益910百万円を掲げる。
数字の背景と確認点
業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理する。
セグメント別業績
プレカットと周辺事業の連結セグメント業績
連結セグメントのプレカット事業は、合計出荷棟数が前年同期比6.9%減の5,106棟、出荷坪数が同4.6%減の212千坪となった。連結セグメントのプレカット事業は、売上高が前年同期比5.4%減の14,430百万円、セグメント利益が同92.5%減の55百万円となった。連結セグメントの建築請負事業は、売上高が前年同期比12.5%増の5,814百万円、セグメント利益が同8.8%減の336百万円となった。連結セグメントの不動産賃貸事業は、売上高が前年同期比19.6%増の1,344百万円、セグメント利益が同16.6%増の675百万円となった。会社は、連結セグメントのプレカット事業について、新設住宅着工戸数の低迷下で同業他社との価格競争が強まり、収益改善が難しい局面が続いたと説明する。また、受注競争の激化による出荷棟数の減少と1棟当たり利益の減少が、連結セグメントの損益に大きく影響したとしている。会社は、連結セグメントの建築請負事業では案件の大型化が売上に寄与した一方、支払手数料や貸倒引当金繰入額などの増加が利益を押し下げたと説明する。連結セグメントの不動産賃貸事業では、新規賃貸物件の取得により売上高と利益が増加したとしている。
連結セグメントのプレカット事業で、出荷棟数と1棟当たり利益、セグメント利益がどのように推移するか。 連結セグメントの建築請負事業で、売上拡大とセグメント利益の推移がどう両立するか。
財政状態
賃貸不動産の増加と連結財政状態
連結総資産は、前期末比12.4%増の30,279百万円となった。連結固定資産は前期末比21.2%増の21,045百万円となり、賃貸不動産の純額が3,349百万円増加した。連結固定負債は前期末比34.9%増の10,403百万円となり、長期借入金が2,580百万円増加した。
グループの賃貸不動産投資と、連結固定負債・連結投資CFがどのように推移するか。
業績ハイライト
連結売上高と連結経常利益
連結売上高は、前期比1.4%減の20,381百万円となった。連結経常利益は、前期比40.4%減の1,002百万円となった。会社は、2027年5月期も新設住宅着工戸数の伸び悩みと競合他社との価格競争の激化が続くと予想する一方、歩留まりの追求や材工一体の推進により、2026年5月期を上回る連結利益を確保できるとの見通しを示す。
2027年5月期の連結業績予想に対し、連結売上高と連結各利益がどこまで進捗するか。
開示内容の整理
連結売上高と連結経常利益
連結売上高は、前期比1.4%減の20,381百万円となった。連結経常利益は、前期比40.4%減の1,002百万円となった。
- EDINET原本 PDF 18ページ
プレカットと周辺事業の連結セグメント業績
連結セグメントのプレカット事業は、合計出荷棟数が前年同期比6.9%減の5,106棟、出荷坪数が同4.6%減の212千坪となった。連結セグメントのプレカット事業は、売上高が前年同期比5.4%減の14,430百万円、セグメント利益が同92.5%減の55百万円となった。連結セグメントの建築請負事業は、売上高が前年同期比12.5%増の5,814百万円、セグメント利益が同8.8%減の336百万円となった。連結セグメントの不動産賃貸事業は、売上高が前年同期比19.6%増の1,344百万円、セグメント利益が同16.6%増の675百万円となった。
- EDINET原本 PDF 18ページ
- EDINET原本 PDF 19ページ
賃貸不動産の増加と連結財政状態
連結総資産は、前期末比12.4%増の30,279百万円となった。連結固定資産は前期末比21.2%増の21,045百万円となり、賃貸不動産の純額が3,349百万円増加した。連結固定負債は前期末比34.9%増の10,403百万円となり、長期借入金が2,580百万円増加した。
- EDINET原本 PDF 21ページ
賃貸施設取得と連結キャッシュ・フロー
グループの営業活動によるキャッシュ・フローは1,835百万円の収入、グループの投資活動によるキャッシュ・フローは4,610百万円の支出、グループの財務活動によるキャッシュ・フローは1,940百万円の収入となった。
- EDINET原本 PDF 19ページ
確認しておきたいポイント
- 連結セグメントのプレカット事業で、出荷棟数と1棟当たり利益、セグメント利益がどのように推移するか。
- 連結セグメントの建築請負事業で、売上拡大とセグメント利益の推移がどう両立するか。
- グループの賃貸不動産投資と、連結固定負債・連結投資CFがどのように推移するか。
- 2027年5月期の連結業績予想に対し、連結売上高と連結各利益がどこまで進捗するか。
まとめ
- 今回の開示では、連結売上高が前期比1.4%減にとどまる一方、連結経常利益は同40.4%減となった。
- 連結セグメントでは、プレカット事業利益が前年同期比92.5%減となる一方、不動産賃貸事業利益は同16.6%増となり、事業間の差が表れた。
- 次回以降は、連結プレカット事業の採算と連結建築請負事業の利益推移に加え、2027年5月期の連結業績予想への進捗が確認軸となる。