愛三工業、連結売上高1.9%減・営業利益0.3%減 電動化製品事業と非モビリティ領域の事業化を進める
愛三工業株式会社が2026年6月11日に提出した有価証券報告書について、2025年4月1日から2026年3月31日までの業績、財政状態、キャッシュ・フロー、事業方針を整理します。
記事の要点
- 当社グループは、自動車部品の製造・販売を主な内容とし、連結子会社25社、非連結子会社2社、関連会社1社で事業を展開しています。
- 売上高は330,834百万円、経常利益は19,229百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は13,074百万円でした。
- 純資産額は146,329百万円、連結総資産額は311,476百万円でした。
- 連結営業活動によるキャッシュ・フローは7,204百万円、投資活動によるキャッシュ・フローは11,574百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは4,133百万円の収入でした。
数字の背景と確認点
業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理します。
セグメント別業績
パワートレイン事業の強化
会社は、今後もエンジンを支え続けるため、エンジン領域の重要機能部品である燃料ポンプモジュール、スロットルボデー、キャニスタ、EGRバルブを重点4製品と位置づけ、製品開発と拡販を進める方針です。会社は、電動化製品事業について、事業拡大に向けて受注実績を積み上げ、受注した製品の立ち上げに向けた生産準備を進めています。会社は、2030年代以降の非モビリティ領域の事業化に向けた技術基盤づくりとして、発電機やエネルギー供給関連事業への参入を目指し、アンモニア水素発電によるクリーンな電力供給の実用化に向けた実証実験を進めています。
電動化製品事業の受注と立ち上げはどこまで進むか。次回以降はセグメント別売上・利益の推移を確認します。 非モビリティ領域の事業化に向けた実証実験の進捗はどうなるか。
業績ハイライト
経営成績
連結売上高は当期13,234百万円でした(前期から減少しました)。会社は、環境変化に強い収益基盤の構築に向けて、損益分岐点を引き下げる取り組みや、譲り受けた燃料ポンプモジュール事業の自社生産化を進める方針です。
燃料ポンプモジュール事業の自社生産化はどこまで進むか。次回以降は連結売上・連結利益の推移を確認します。
開示内容の整理
事業の内容
当社グループは、愛三工業株式会社、連結子会社25社、非連結子会社2社および関連会社1社で構成されています。主な事業は自動車部品の製造・販売で、燃料ポンプモジュール、スロットルボデー、キャニスタなどを扱っています。
- EDINET原本 PDF 6ページ
経営成績
連結売上高は当期13,234百万円でした(前期から減少しました)。
- EDINET原本 PDF 2ページ
財政状態
純資産額は146,329百万円で前期の140,338百万円から増加し、連結総資産額は311,476百万円で前期の300,982百万円から増加しました。
- EDINET原本 PDF 2ページ
キャッシュ・フロー
連結営業活動によるキャッシュ・フローは7,204百万円、投資活動によるキャッシュ・フローは11,574百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは4,133百万円の収入でした。現金及び現金同等物の期末残高は87,620百万円でした。
- EDINET原本 PDF 2ページ
確認しておきたいポイント
- 電動化製品事業の受注と立ち上げはどこまで進むか。次回以降はセグメント別売上・利益の推移を確認します。
- 非モビリティ領域の事業化に向けた実証実験の進捗はどうなるか
- 燃料ポンプモジュール事業の自社生産化はどこまで進むか。次回以降は連結売上・連結利益の推移を確認します。
まとめ
- 愛三工業は、売上高330,834百万円、経常利益19,229百万円、親会社株主に帰属する当期純利益13,074百万円でした。
- 会社は、既存事業の競争力強化と新規領域の育成を掲げ、電動化製品事業の拡大と非モビリティ領域の事業化を進めています。
- 損益分岐点の引き下げや燃料ポンプモジュール事業の自社生産化も、収益体質の強化に向けた取り組みとして示されています。