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有価証券報告書2026年6月11日提出株式会社T&Dホールディングス

T&DHD、連結経常利益29.5%増 修正利益13.1%増と還元方針も論点

株式会社T&Dホールディングスは2026年6月11日、2025年4月1日から2026年3月31日までを対象期間とする有価証券報告書を提出しました。この記事では、連結業績、生命保険会社3社の損益、財政状態とキャッシュ・フロー、ESR、株主還元方針を整理します。

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記事の要点

  • 連結の経常収益は当期3,482,214百万円、前期3,730,479百万円で、増減率は6.7%減でした。経常利益は当期257,191百万円、前期198,595百万円で、増減率は29.5%増でした。
  • 親会社株主に帰属する当期純利益は当期138,968百万円、前期126,384百万円で、増減率は10.0%増でした。
  • 収益内訳では、保険料等収入が当期2,635,783百万円、前期2,579,821百万円で増減率2.2%増、資産運用収益が当期747,973百万円、前期488,335百万円で同53.2%増でした。
  • 生命保険会社3社の経常利益は、太陽生命保険株式会社116,588百万円、大同生命保険株式会社134,680百万円、T&Dフィナンシャル生命保険株式会社12,328百万円でした。
  • 総資産額は当期17,318,329百万円、前期16,712,943百万円、純資産額は当期1,617,637百万円、前期1,409,064百万円でした。営業活動によるキャッシュ・フローは当期150,221百万円、前期-359,867百万円でした。
  • 会社は、2025年度の配当より5年平均の修正利益を基準として60%程度の現金配当を実施する方針とし、自己株式取得を含めた総還元性向について中長期的に60%程度を目指す方針を示しています。

数字の背景と確認点

業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理します。

業績ハイライト

収益内訳

保険料等収入は当期2,635,783百万円、前期2,579,821百万円で、増減率は2.2%増でした。資産運用収益は当期747,973百万円、前期488,335百万円で、増減率は53.2%増でした。会社は、保険料等収入について契約業績好調等により前期比で増加し、資産運用収益について主に金銭の信託運用益、有価証券売却益の増加等により前期比で増加したとしています。会社は、その他経常収益について前期に太陽生命の終身認知症・生活介護年金保険の既契約ブロックの再保険取引に伴い責任準備金戻入額が増加したことの反動等で減少し、保険金等支払金について再保険取引に伴う再保険料が減少したことにより前期比で減少したとしています。

セグメント別業績

生命保険会社3社

太陽生命保険株式会社、大同生命保険株式会社、T&Dフィナンシャル生命保険株式会社の経常収益は、それぞれ1,279,966百万円、1,246,730百万円、912,827百万円でした。同3社の経常利益は、それぞれ116,588百万円、134,680百万円、12,328百万円でした。同3社の当期純利益は、それぞれ52,262百万円、82,227百万円、8,221百万円でした。

財政状態

財政状態の変化

総資産額は当期17,318,329百万円、前期16,712,943百万円でした。純資産額は当期1,617,637百万円、前期1,409,064百万円でした。内部管理モデルによるESRは222%でした。

その他

KPI

2025年度のグループKPI実績は、グループ修正利益158,500百万円、修正ROE10.5%、新契約価値169,000百万円、ROEV8.8%(5年平均)でした。グループ修正利益は158,500百万円で、前期比13.1%増でした。会社は、国内生命保険事業や海外クローズドブック事業で獲得した利益を成長分野への資本配賦や積極的な株主還元につなげるとともに、資産運用リスク削減等の資本マネジメント強化に取り組んできたとしています。

ガバナンス

株主還元

配当政策では、当期の期末配当を1株につき68円とすることを2026年6月25日開催予定の第22回定時株主総会で決議する予定とされています。中間配当は1株につき62円を支払い、当期の年間配当は1株につき130円となる予定で、前期の年間配当80円に比べ50円の増配となる予定です。当社は2026年6月4日開催の取締役会で、自己株式取得に係る事項を決議しました。会社は、2026年度を始期とするグループ長期ビジョン期間において、成長投資やESRの水準等を総合的に勘案したうえで、当該期間の修正利益に対し、現金配当を基本としつつ、自己株式取得を含めた総還元性向について中長期的に60%程度を目指す方針です。会社は、ESRが恒常的に225%を超過する場合、またはその他資本効率の改善等が必要であると判断した場合には、成長投資の可能性やキャッシュフロー状況を総合的に勘案し、資本水準を踏まえた追加還元を実施する方針です。

重要な事象

外部成長戦略

会社は、生命保険事業が創出する安定的な収益をクローズドブック事業等の成長事業に配賦することで、収益源の多様化を進める方針です。会社は、クローズドブック事業投資で2025年8月にドイツの生命保険持株会社であるViridium Group GmbH & Co. KGの持分29.9%を約116,000百万円で取得し、持分法適用関連会社にしたとしています。

開示内容の整理

連結業績

主要財務数値では、連結の経常収益は当期3,482,214百万円、前期3,730,479百万円で、増減率は6.7%減でした。連結の経常利益又は経常損失(△)は、当期257,191百万円、前期198,595百万円で、増減率は29.5%増でした。親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)は、当期138,968百万円、前期126,384百万円で、増減率は10.0%増でした。

原本で確認する箇所

    収益内訳

    保険料等収入は当期2,635,783百万円、前期2,579,821百万円で、増減率は2.2%増でした。資産運用収益は当期747,973百万円、前期488,335百万円で、増減率は53.2%増でした。

    原本で確認する箇所

      生命保険会社3社

      太陽生命保険株式会社、大同生命保険株式会社、T&Dフィナンシャル生命保険株式会社の経常収益は、それぞれ1,279,966百万円、1,246,730百万円、912,827百万円でした。同3社の経常利益は、それぞれ116,588百万円、134,680百万円、12,328百万円でした。同3社の当期純利益は、それぞれ52,262百万円、82,227百万円、8,221百万円でした。

      原本で確認する箇所
      • EDINET原本 PDF 8ページ

      財政状態

      総資産額は当期17,318,329百万円、前期16,712,943百万円でした。純資産額は当期1,617,637百万円、前期1,409,064百万円でした。内部管理モデルによるESRは222%でした。

      原本で確認する箇所
      • EDINET原本 PDF 22ページ

      キャッシュ・フロー

      営業活動によるキャッシュ・フローは、当期150,221百万円、前期-359,867百万円でした。

      原本で確認する箇所

        KPI

        2025年度のグループKPI実績は、グループ修正利益158,500百万円、修正ROE10.5%、新契約価値169,000百万円、ROEV8.8%(5年平均)でした。グループ修正利益は158,500百万円で、前期比13.1%増でした。

        原本で確認する箇所
        • EDINET原本 PDF 30ページ
        • EDINET原本 PDF 34ページ

        株主還元

        配当政策では、当期の期末配当を1株につき68円とすることを2026年6月25日開催予定の第22回定時株主総会で決議する予定とされています。中間配当は1株につき62円を支払い、当期の年間配当は1株につき130円となる予定で、前期の年間配当80円に比べ50円の増配となる予定です。当社は2026年6月4日開催の取締役会で、自己株式取得に係る事項を決議しました。

        原本で確認する箇所
        • EDINET原本 PDF 75ページ
        • EDINET原本 PDF 204ページ

        確認しておきたいポイント

        • 連結経常収益6.7%減と連結経常利益29.5%増の内訳の推移
        • 生命保険会社3社別の経常収益、経常利益、当期純利益の推移
        • 総資産額、純資産額、営業活動によるキャッシュ・フローの次期水準
        • グループ修正利益158,500百万円、修正ROE10.5%、新契約価値169,000百万円、ROEV8.8%の推移
        • ESR 222%と総還元性向60%程度・追加還元方針の関係
        • ヴィリディウム社出資29.9%・約116,000百万円の収益源多様化と持分法適用関連会社としての反映

        まとめ

        • 連結業績では、経常収益が当期3,482,214百万円で増減率6.7%減、経常利益が当期257,191百万円で同29.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益が当期138,968百万円で同10.0%増でした。
        • 収益内訳では、保険料等収入が当期2,635,783百万円、資産運用収益が当期747,973百万円で、会社はそれぞれ契約業績好調等、金銭の信託運用益や有価証券売却益の増加等を説明しています。
        • 生命保険会社3社では、経常利益が太陽生命保険株式会社116,588百万円、大同生命保険株式会社134,680百万円、T&Dフィナンシャル生命保険株式会社12,328百万円でした。
        • 資本政策では、内部管理モデルによるESR222%に対し、会社は総還元性向について中長期的に60%程度を目指し、ESRが恒常的に225%を超過する場合などには追加還元を実施する方針です。

        報告書の基本情報

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