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半期報告書2026年6月12日提出ナトコ株式会社

ナトコ、連結経常利益90.3%増 為替差益が利益押し上げ

ナトコ株式会社は2026年6月12日、第80期中間連結会計期間(2025年11月1日から2026年4月30日)の半期報告書を提出しました。この記事では、連結業績、セグメント別の動き、財政状態、キャッシュ・フローを整理します。

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記事の要点

  • 当中間連結会計期間の売上高は11,514百万円で前年同期比4.5%増、営業利益は864百万円で33.5%増となりました。
  • 経常利益は1,024百万円で前年同期比90.3%増、親会社株主に帰属する中間純利益は659百万円で84.1%増でした。
  • セグメント別では、塗料事業、ファインケミカル事業、蒸留事業のいずれも売上高とセグメント利益が前年同期比で増加しました。
  • 現金及び現金同等物は前中間連結会計期間末比288百万円減少し、7,154百万円となりました。
  • 会社は、中期経営計画(2025〜2027年度)で環境対応方針、人的資本経営、責任ある事業活動を引き続き推進するとしています。

数字の背景と確認点

業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理します。

業績ハイライト

経常利益と中間純利益の増加理由

当中間連結会計期間の売上高は11,514百万円(前年同期比4.5%増)でした。連結営業利益は864百万円(前年同期比33.5%増)でした。経常利益は1,024百万円(前年同期比90.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は659百万円(前年同期比84.1%増)でした。会社は、経常利益と親会社株主に帰属する中間純利益について、為替差益の計上(前年同期は為替差損の計上)が増加につながったとしています。

セグメント別業績

塗料事業の分野別動向

塗料事業の売上高は7,270百万円(前年同期比0.4%増)、セグメント利益は696百万円(前年同期比30.2%増)でした。ファインケミカル事業の売上高は1,305百万円(前年同期比13.4%増)、セグメント利益は292百万円(前年同期比35.8%増)でした。蒸留事業の売上高は2,937百万円(前年同期比11.6%増)、セグメント利益は256百万円(前年同期比12.9%増)でした。会社は、金属用塗料分野では金属加工機械、電気機器、ボンベ向けの需要が旺盛だったことや3・4月の受注増加で連結売上高が増えた一方、建材用塗料分野では住宅着工件数減少の影響で売上高が僅かに減少したとしています。会社は、PC・スマートフォンのアクセサリー向けコーティング剤の需要増加により、ファインケミカル事業の売上高とセグメント利益が前年同期に比べ増加したとしています。会社は、蒸留事業について、半導体関連の需要増や中東情勢の影響による再生品ニーズの高まりに加え、2025年6月30日付で三丸化学株式会社がナトコグループに加わったことを、売上高増加の説明に含めています。会社は、売上高の増加に加え、リサイクル製品の販売数量に対する廃液の回収割合が増加したことで、蒸留事業のセグメント利益が前年同期に比べ増加したとしています。

キャッシュフロー

営業キャッシュ・フローの増加理由

連結営業活動によるキャッシュ・フローは2,715百万円の収入となり、前年同期比で1,747百万円収入が増加しました。連結投資活動によるキャッシュ・フローは3,267百万円の支出となり、前年同期比で3,545百万円支出が増加しました。会社は、営業活動によるキャッシュ・フローの収入増加について、主に税金等調整前中間純利益の増加と売上債権の減少額の増加によるものとしています。会社は、投資活動によるキャッシュ・フローの支出増加について、主に定期預金の預入、有価証券の取得、投資有価証券の取得による支出の増加によるものとしています。

その他

中期経営計画で掲げる施策

会社は、中期経営計画(2025〜2027年度)の環境対応方針、人的資本経営、責任ある事業活動を引き続き推進し、M&A等の戦略投資、成長投資、更新投資などへ経営資源を効率的に配分する方針です。

開示内容の整理

連結業績

当中間連結会計期間の売上高は11,514百万円(前年同期比4.5%増)でした。連結営業利益は864百万円(前年同期比33.5%増)でした。経常利益は1,024百万円(前年同期比90.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は659百万円(前年同期比84.1%増)でした。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 3ページ

セグメント別業績

塗料事業の売上高は7,270百万円(前年同期比0.4%増)、セグメント利益は696百万円(前年同期比30.2%増)でした。ファインケミカル事業の売上高は1,305百万円(前年同期比13.4%増)、セグメント利益は292百万円(前年同期比35.8%増)でした。蒸留事業の売上高は2,937百万円(前年同期比11.6%増)、セグメント利益は256百万円(前年同期比12.9%増)でした。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 3ページ

財政状態

当中間連結会計期間末の総資産は32,290百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,263百万円増加しました。負債は6,877百万円となり、前連結会計年度末に比べ435百万円増加しました。純資産は25,413百万円となり、前連結会計年度末に比べ828百万円増加しました。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 4ページ

キャッシュ・フロー

連結営業活動によるキャッシュ・フローは2,715百万円の収入となり、前年同期比で1,747百万円収入が増加しました。連結投資活動によるキャッシュ・フローは3,267百万円の支出となり、前年同期比で3,545百万円支出が増加しました。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 4ページ

リスクと方針の変更有無

当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。当中間連結会計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 3ページ
  • EDINET原本 PDF 4ページ

研究開発活動

当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は480百万円でした。当中間連結会計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 4ページ

確認しておきたいポイント

  • 為替差益・為替差損の計上状況。確認対象は連結売上・連結利益です。事業別の変化も確認します。
  • 塗料事業における金属用塗料と建材用塗料の方向感。次回以降はセグメント別売上・利益の推移を確認します。
  • 蒸留事業における三丸化学株式会社のグループ加入後の売上高。次回以降はセグメント別売上・利益の推移を確認します。
  • 投資活動によるキャッシュ・フローの支出内容。次回以降は連結営業CF・投資CF・財務CFの推移を確認します。
  • 中期経営計画の投資配分の具体化

まとめ

  • 当中間連結会計期間は、売上高11,514百万円、営業利益864百万円となり、前年同期比で売上高は4.5%増、営業利益は33.5%増でした。
  • 経常利益と親会社株主に帰属する中間純利益は、為替差益の計上を含む会社説明のもとで、それぞれ前年同期比90.3%増、84.1%増となりました。
  • セグメントでは、ファインケミカル事業のアクセサリー向けコーティング剤需要、蒸留事業の再生品ニーズと2025年6月30日付の三丸化学株式会社のグループ加入に関する会社説明が確認点になります。
  • 連結では、キャッシュ・フローでは、営業活動が2,715百万円の収入、投資活動が3,267百万円の支出となり、資金配分の内訳が次回以降も見どころです。

報告書の基本情報

本記事は投資助言・売買推奨ではありません。

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