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有価証券報告書2026年8月14日提出株式会社パソナグループ

パソナグループ、連結売上0.2%減 連結営業損失は1,149百万円、経常損益は黒字に

パソナグループが2026年8月14日に提出した有価証券報告書について、連結業績と事業別の動き、財政状態、次に追う論点を整理する。

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記事の要点

  • 連結売上高は、前期比0.2%減の308,496百万円となった。
  • 連結営業損益は前期から改善して1,149百万円の損失となり、連結経常損益は138百万円の利益に転じた。
  • 会社は、BPOソリューションの大型受託案件のピークアウトと、キャリアソリューションの人材紹介事業における営業効率低下により、連結売上が減収になったとしている。
  • 連結総資産は、前期比11.2%減の235,482百万円となった。

数字の背景と確認点

業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理する。

業績ハイライト

売上横ばいと損益の改善

連結売上高は、前期比0.2%減の308,496百万円となった。連結営業損益は前期から改善し、1,149百万円の損失となった。連結経常損益は138百万円の利益に転じた。連結の親会社株主に帰属する当期純損失は3,388百万円となり、前期の損失から改善した。会社は、BPOソリューションの大型受託案件のピークアウトと、人材紹介事業の社内システム刷新や人員入れ替えに伴う営業効率低下が連結減収につながったとしている。一方、退職給付費用やIT関連費用が増えたものの、売上総利益率の改善による売上総利益の拡大で吸収し、連結営業損失は前期から改善したと説明している。

セグメント別業績

人材サービスと生活・観光分野の差

連結セグメントのHRソリューションは、売上高283,241百万円、営業利益14,235百万円となった。連結セグメントのライフソリューションは売上高9,684百万円、営業利益475百万円となり、地方創生・観光ソリューションは売上高8,296百万円、営業損失1,491百万円となった。会社は、連結セグメントのライフソリューションについて、新規学童クラブの運営拡大や施設別の収支管理強化、家事代行の取引先拡大などにより増収増益になったとしている。地方創生・観光ソリューションでは、淡路島の施設で来場者数が伸び、人材配置と販売促進費の効率化が進んだことで、連結セグメントの赤字幅が改善したと説明している。

キャッシュフロー

営業CFと投資支出

連結営業CFは、前期比33.0%減の2,897百万円となった。連結投資CFは、前期比で支出超過が42.7%縮小し、-27,285百万円となった。

その他

全社コストの見直し方針

グループは、2027年5月期に事業成長に応じた全社コストの配分と削減目標を設定し、2030年5月期に売上高に占める全社コストの割合を3.5%以下とする目標へ向けて事業効率を高める方針を示した。

開示内容の整理

売上横ばいと損益の改善

連結売上高は、前期比0.2%減の308,496百万円となった。連結営業損益は前期から改善し、1,149百万円の損失となった。連結経常損益は138百万円の利益に転じた。連結の親会社株主に帰属する当期純損失は3,388百万円となり、前期の損失から改善した。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 25ページ

人材サービスと生活・観光分野の差

連結セグメントのHRソリューションは、売上高283,241百万円、営業利益14,235百万円となった。連結セグメントのライフソリューションは売上高9,684百万円、営業利益475百万円となり、地方創生・観光ソリューションは売上高8,296百万円、営業損失1,491百万円となった。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 26ページ
  • EDINET原本 PDF 27ページ

総資産と純資産の縮小

連結総資産は、前期比11.2%減の235,482百万円となった。連結純資産は、前期比5.8%減の132,929百万円となった。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 29ページ

営業CFと投資支出

連結営業CFは、前期比33.0%減の2,897百万円となった。連結投資CFは、前期比で支出超過が42.7%縮小し、-27,285百万円となった。

原本で確認する箇所
  • EDINET原本 PDF 74ページ
  • EDINET原本 PDF 75ページ

確認しておきたいポイント

  • 次回の開示では、連結売上と連結営業損益について、BPOの大型受託案件終了と人材紹介の営業効率低下の影響がどの程度残るかを確認したい。
  • 連結セグメントのライフソリューションと地方創生・観光ソリューションで、増収と利益改善が続くかを追いたい。
  • グループの営業CFと投資CFについて、営業による資金創出と投資支出の差が次回以降どう推移するかを確認したい。
  • グループの全社コストについて、2027年5月期に設定する配分と削減目標、その後の売上高比率を確認したい。

まとめ

  • 当期は、連結売上高が308,496百万円と前期比0.2%減となる中、連結営業損失は1,149百万円まで改善し、連結経常損益は黒字に転じた。
  • グループではBPOと人材紹介が連結減収につながった一方、連結セグメントのライフソリューションは増収増益、地方創生・観光ソリューションは赤字幅が改善した。
  • 次の焦点は、グループの人材サービスの減収要因、生活支援・観光分野の利益改善、営業CFと投資支出の推移、全社コスト見直しの進捗となる。

報告書の基本情報

本記事は投資助言・売買推奨ではありません。

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