インテリックスHD、連結売上高は30.5%増の58,471百万円 グループの売上総利益率は15.9%に低下
インテリックスホールディングスが2026年8月26日に提出した有価証券報告書について、連結業績、グループの販売動向とキャッシュ・フロー、中期経営計画を整理する。
記事の要点
- 当連結会計年度の連結売上高は前期比30.5%増の58,471百万円、連結営業利益は同26.7%増の3,023百万円、連結経常利益は同8.3%増の2,346百万円、連結ベースの親会社株主に帰属する当期純利益は同0.5%増の1,675百万円となった。
- 当連結会計年度の連結売上総利益は前期比16.9%増の9,317百万円となった一方、グループの売上総利益率は前期比1.9ポイント低下の15.9%となった。
- 当連結会計年度のグループの営業CFは6,628百万円の支出超過、グループの財務CFは10,113百万円の収入超過となった。
- 同社は2031年5月期を最終年度とするグループの中期経営計画で、連結売上高80,000百万円、連結経常利益3,500百万円、連結ROE11.2%を目標に掲げた。
数字の背景と確認点
業績数値と会社説明を分けて、次回開示で追う論点を整理する。
セグメント別業績
リノベーションとソリューション
当連結会計年度の連結セグメントで、リノベーション事業分野の売上高は43,208百万円、営業利益は1,914百万円となった。当連結会計年度の連結セグメントで、ソリューション事業分野の売上高は15,262百万円、営業利益は2,098百万円となった。
グループのリノヴェックスマンション販売件数と平均販売価格の推移が、連結セグメントの物件販売売上高へどう反映されるか。
業績ハイライト
増収増益と売上総利益率
当連結会計年度の連結売上高は前期比30.5%増の58,471百万円、連結営業利益は同26.7%増の3,023百万円、連結経常利益は同8.3%増の2,346百万円、連結ベースの親会社株主に帰属する当期純利益は同0.5%増の1,675百万円となった。当連結会計年度の連結売上総利益は前期比16.9%増の9,317百万円となった一方、グループの売上総利益率は前期比1.9ポイント低下の15.9%となった。同社は、グループのリノヴェックスマンション販売件数が1,043件と前期をわずかに下回った一方、不動産価格の上昇と仕入エリア戦略により平均販売価格が前期比30.1%上昇し、連結セグメントの物件販売売上高が同29.3%増えたと説明している。
グループの売上総利益率と連結営業利益の推移を確認したい。
キャッシュフロー
棚卸資産と資金調達
当連結会計年度のグループの営業CFは6,628百万円の支出超過となった。当連結会計年度のグループの財務CFは10,113百万円の収入超過となった。同社は、グループの営業CFが支出超過となった状況として、連結ベースの棚卸資産が7,653百万円、前渡金が511百万円増加したことなどを挙げている。
グループの営業CFの支出超過と、連結ベースの棚卸資産および前渡金の増加額の推移を確認したい。
その他
2031年5月期の中期目標
同社は、2031年5月期を最終年度とするグループの中期経営計画で、連結売上高80,000百万円、連結経常利益3,500百万円、連結ROE11.2%を目標に掲げ、フロービジネスとストックビジネスの収益基盤強化を進める方針を示した。
グループの中期経営計画に掲げた連結売上高、連結経常利益、連結ROEの目標に対する進捗を確認したい。
開示内容の整理
増収増益と売上総利益率
当連結会計年度の連結売上高は前期比30.5%増の58,471百万円、連結営業利益は同26.7%増の3,023百万円、連結経常利益は同8.3%増の2,346百万円、連結ベースの親会社株主に帰属する当期純利益は同0.5%増の1,675百万円となった。当連結会計年度の連結売上総利益は前期比16.9%増の9,317百万円となった一方、グループの売上総利益率は前期比1.9ポイント低下の15.9%となった。
- EDINET原本 PDF 24ページ
- EDINET原本 PDF 27ページ
リノベーションとソリューション
当連結会計年度の連結セグメントで、リノベーション事業分野の売上高は43,208百万円、営業利益は1,914百万円となった。当連結会計年度の連結セグメントで、ソリューション事業分野の売上高は15,262百万円、営業利益は2,098百万円となった。
- EDINET原本 PDF 24ページ
棚卸資産と資金調達
当連結会計年度のグループの営業CFは6,628百万円の支出超過となった。当連結会計年度のグループの財務CFは10,113百万円の収入超過となった。
- EDINET原本 PDF 25ページ
持株会社移行と比較基準
同社は2025年12月1日に単独株式移転でインテリックスの完全親会社として設立され、連結範囲は従前から実質的に変わらない。当連結会計年度の連結財務諸表はインテリックスの連結財務諸表を引き継ぎ、前期比較は同社の前連結会計年度の実績を用いている。
- EDINET原本 PDF 24ページ
確認しておきたいポイント
- グループのリノヴェックスマンション販売件数と平均販売価格の推移が、連結セグメントの物件販売売上高へどう反映されるか。
- グループの売上総利益率と連結営業利益の推移を確認したい。
- グループの営業CFの支出超過と、連結ベースの棚卸資産および前渡金の増加額の推移を確認したい。
- グループの中期経営計画に掲げた連結売上高、連結経常利益、連結ROEの目標に対する進捗を確認したい。
まとめ
- 当連結会計年度は連結売上高が前期比30.5%増、連結営業利益が同26.7%増となった一方、グループの売上総利益率は前期比1.9ポイント低下の15.9%となった。
- グループの販売件数と平均販売価格、グループの売上総利益率に加え、6,628百万円の支出超過となったグループの営業CFと連結ベースの棚卸資産の推移が次の確認軸となる。
- グループの中期経営計画が掲げる2031年5月期の連結売上高80,000百万円、連結経常利益3,500百万円、連結ROE11.2%に対する進捗も継続して追う論点となる。